2015年6月20日土曜日

モータ修理工程(1)



今回は、モータの整備工程について書いてみます。



 
これは、東京のとある機械加工屋さんが使っている加工機のモータを搬出してきたものです。
油とホコリ、それから機械加工の鉄くずなどがブレーキの上にだいぶ溜まっていますねぇ。
中がどうなっているのか気になるところです。
 

 
 
予想どうり。キリコが目につきますね。キリコはコイルの磁力によって吸い寄せられてコイルを傷つけます。隣同士の線が短絡すればそこで焼けてしまいますし、古いモータは、振動、熱による伸縮作用などによってニスや、絶縁被覆がひび割れてしまって、そこにほんのすこしの導体、例えば吸湿したほこりがくっつけば焼損してしまう可能性もあります。


                                           
コイルの内側もすごいですね。もとは何色?
このモータは巻き替え品なので、次回は巻き替え風景を紹介します。
きれいになりますよ~
 
 
 
 
 
 
 

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